【出発準備】ビザ申請手続き②

ざっくりしたF1&F2ビザ申請手続きは、

①I-20取得

②DS-160の電子申請

③ビザ申請費用支払い&SEVIS費用支払い&面接予約

④アメリカ大使館での面接

⑤ビザ発給

このうち今回は④〜⑤について書きます。

(①〜③の記事はこちら


④アメリカ大使館での面接

アメリカのビザを取得するには面接が必要。


私はこの面接とーっても不安だったのです。

といっても、私自身のF1ビザについては不安はない。

だって留学するのだから。必要に応じてビザを取るだけなのだから。

では、何が不安かというと、ダンナのF2ビザ。

3週間だけの妻の語学留学にわざわざ家族ビザをとる?しかも仕事を辞めて?

突っ込みどころ満載。

ビザを取得する意味がさっぱり見い出せない。この申請は通るのかしら…。


一方、ダンナはそんな私の心配なんてどこ吹く風。

全く心配していない模様。その強心臓うらやましいです。


そんな不安を胸にダンナとアメリカ大使館へ。

(F1ビザ申請者とF2ビザ申請者は一緒に面接を受ける)

アメリカ大使館は、赤坂・溜池山王・虎ノ門・神谷町駅の真ん中あたりに位置していて、

どこから行ってもそこそこ歩くことになる。


持ち物は以下をクリアファイルにまとめて入れる。

・パスポート(残存有効期間は滞在期間+6ヶ月)

・DS-160フォーム確認ページ

 証明写真1枚を左上部に上下逆さまに顔にテープがかからないように留める。

・その他添付書類

 私は、I-20(F1&F2分)、SEVIS費用支払証明書、

 各種証明書類として銀行の英文預金残高証明書、戸籍謄本原本(日本語)を持参。

 過去10年間に発行された古いパスポートは持参したけど不要だったかも。

・印刷した面接予約確認書(F1&F2分)a

 裏返しで、バーコードがクリアファイルから見えるように入れる

こちらに図入りの解説もある。


予約は2/6(月)の一番早い予約時間8:30。

他の方のブログによると、大使館の前に列ができて並ぶと聞いたので、

私とダンナは1番乗りを目指して8:20に大使館前に到着。

まだ誰も来ていなくて、想定通り1番乗り。


8:30大使館が開くとまずはセキュリティチェック。

大使館に持ち込める荷物は以下4点だけです。

・携帯電話1台(セキュリティゲートで預ける必要あり)

・手持ち可能なバッグ1点(25cm×25cm以下)

・ビザ申請関連書類が入った透明なクリアフォルダー

・傘、ただし荷物検査前にセキュリティゲートの外の傘たてに置くこと

ノートパソコン、iPad 、USBメモリ等のタブレット類は持ちこめません。

これまた皆さまのブログによると、持ち込めないものは駅のコインロッカーに

入れに行かないといけないと聞き、必要最低限のものだけ持っていくことに。

手持ち可能なバッグが25cmx25cm以下とあったので、ちっちゃな手提げだけで行った。

そのバッグだとクリアファイルが入らないので、クリアファイルは手で持って行くことに。

治安の悪いところだと絶対したくない行為。日本はつくづく平和だなと感じました。

手提げには自宅の鍵・手袋・財布・スイカ・待ち時間用の本だけ。


セキュリティチェックが終わると、書類チェック。

私のF1ビザ分とダンナのF2ビザ分を1つのクリアファイルに入れていたけれど、

2つに分けてねとのこと。

共通する書類は一部しか持ってなかったけれど問題にはならず。


書類が整ったらもう1度セキュリティチェックを通り、面接を受ける建物の中へ。

整理番号が渡されるので呼ばれるのをひたすら待つ。

1度目は入ってすぐに呼ばれる。

書類を提出し、初めてのビザ申請か聞かれるのでYesと回答。

2度目。これがなぜか中々呼ばれない。

私たちより入ってきた順番が後だった人がどんどん呼ばれる中、呼ばれないので

やはりF2ビザがあやしかったのかなと内心不安に。

英単語のDUOを持って来ていたのにほぼ頭に入らず。
ようやく呼ばれて指紋を記録。
指紋の記録が終わると、面接の列に並んでねと言われる。


荷物の話に戻るけれど、周りを見ると、

明らかに25cm×25cm以上のバッグを皆さんお持ちの様子。

クリアファイルが入らないバッグで、重要書類を手持ちなんて危険極まりないので、

よく考えれば当たり前といえば当たり前。


面接の列には5、6人並んでいたので少し待って、いよいよ私たちの番。

面接官はアメリカの方ですが、面接は日本語。

ただし少し片言で通じにくいかなと感じた時は英語で答え直したりも。


聞かれた内容と回答はF1ビザの私に対し、
Q:「何のためにアメリカに行きますか」
A:「英語を勉強するためです」
Q:「なぜ英語を勉強したいですか」
A:「英語を活かした仕事がしたいからです」
Q:「どこで勉強しますか」
A:「コロンビア大学です」
Q:「どのくらいの期間行きますか」
A:「3週間です」
Q:「今は仕事はしていますか」
A:「仕事は辞めました」
Q:「前の仕事は何でしたか」
A:「銀行員でした」
Q:「帰ってきたらどのような仕事がしたいですか」
A:「金融かコンサルティングです」
といった内容。

この面接の意図は、渡米の目的が終わったらきちんと日本に帰るのか、

出稼ぎのために不法滞在をする懸念がないか、というような観点と推測される。

なので、留学の目的を明確にすることが大事。


続いてF2ビザのダンナへの質問。

Q:「仕事はしていますか」
A:「辞めました」
Q:「ほんとに?」
A:「正確には2月末で辞めます」
Q:「どうして辞めますか」
A:「妻についていくためです」

Q:「3週間の留学のためにですか」

A:「はい」 
Q:「何の仕事をしていますか」
A:「インベストメントファンドです」

面接官PCを見つつしばし沈黙。

面接官「ビザはおりました。1週間以内に郵送されます」

え!?
もらえるの?
F2ビザの質問の時に明らかに不審な空気が流れてなかったでしたっけ?

でももらえるものはもちろんいただきます。
余計なことは言わずにありがとうございましたと言って退散。

面接官の方はF2ビザ取得に対し間違いなく怪しんでたと思う。

しばしの沈黙の間、私はひやひや。でもダンナ絶対取れると思ってたとのこと。

結果から言うとダンナの言う通り取れたのですが、どこからその自信が来たのか…。

とにもかくにも、ほんとに通ってよかった。


帰りは晴れやかな気分で虎ノ門と神谷町の中間くらいにある岡埜榮泉さんで

豆大福を買っちゃいました。

こちらの豆大福はお餅がやわらかで、あんこはなめらか…。癖になる。


⑤ビザ発給

といっても、特にすることはない。

待つだけ。

1週間以内とのことでしたが、3日くらいで郵送で届いた。

査証ページにビザが貼付けてあるので、内容に間違いがないか確認して終了。

ビザが届くのを待つ間はパスポートが手元にないので、

世界一周旅行準備のうちパスポートが必要になる作業はストップされるので注意。

私ははブラジルビザを取りたかったけれど、既に18日出発で予定を組んでおり、

出発まで時間がないので諦めて旅の途中で取ることに。


以上がビザ取得まで。

ビザ取得が一番の懸念事項だったので(といってもF1ビザではなくF2ビザのこと)、

ようやく安心してその他準備に邁進できる…。


ちなみに、世界一周旅行のルートは後日upしますが、日本→南米からスタートする予定。

直行便がないのでアメリカ経由で行くことになるがそこはESTAで入国。

面接の際に面接官にそうするよう教えてもらったので。

パンときどきワイン

おいしいパンとワインについてつぶやき。 日本だけではなく、世界のいろんな国を旅して見つけたい。

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