タヌキ・アペタイジング(勝どき)

世界一周前から気になっていたタヌキ・アペタイジング(TANUKI APPETIZING)というかわいい名前のベーグル屋さん。お店がある勝どきまで行く機会があまりないまま、行けずにずいぶん時間が経ってしまったので、銀座をぶらぶらしたついでに自転車で行ってみることにしました。勝どき駅から徒歩5分もかからない場所にあるのですが、大通りではなく小さな横道に入るので、一本入る横道を間違えたりしつつたどり着きました(平日の13時ごろ)。

これが看板でしょうか…。だいぶ素朴です。私の前にはお客さんは3人だけでしたが、小さなお店なのでそれでお店はいっぱいです。

中に入るとレジ横にベーグルが並んでいます。中心の穴がむぎゅっと詰まった好みの感じです。このベーグルたちの横には小さなショーケースがあり、いくつかサンドイッチが置いてあります。あらかじめ作ってあるサンドイッチはハーフサイズで購入できます。自分で好きな組み合わせのサンドイッチを作ってもらうこともできますが、その場合は一個まるまるになるようです。毎度のことですがベーグル屋さんて選択肢が多くて困ります。ベーグルそのままを食べるか、サンドにするか、サンドにするなら食事系か甘い系か、そしてその組み合わせ…と、優柔不断の私にとっては無限大とも思える選択肢です。白金高輪に住んでいた時はマルイチベーグルに足繁く通っていたのですが、いつも大体同じ組み合わせをいただいていたので、ここではいろいろな組み合わせにトライしてみようかと思います。今日はあらかじめ作ってあるサンドイッチ(ハーフ)のおかず系と甘い系でいってみます。


①ソルトベーグル+いくらとエッグ 460円

岩塩が載ったベーグルに、名前の通りいくらとゆで卵がサンドされています。たまごたまごな組み合わせ。ゆで卵は固ゆで卵と半熟の間くらいの加減です。形が崩れないギリギリのらいんで好みの固さです。断面では、卵の黄身と色合いが似ていることもあり、いくらがそんなに見えませんが、結構しっかり入っております。おいしいですね。


②米粉ベーグル+自家製あんこ+バター+季節のフルーツ(いちご)

自家製粒あんがおいしい。甘すぎず、小豆がつぶれている所とつぶれていない所が混ざり合って食感も楽しい。いちごも甘酸っぱくて、あんことバターとこんなに合うなんて…と幸せな気持ちになります。ベーグルは米粉ベーグルでむっちりした食感が大好きです。季節のフルーツは金柑バージョンもあって気になります。あんこつながりでは、このサンドイッチのお隣にはかぼちゃとあんこという商品タグがあり、商品自体は売り切れてしまっていたのですが、そちらも気になります…。


どちらも、自分で自由にサンドイッチをオーダーするのであれば、思いつかない組み合わせですがおいしかったです。あらかじめ作ってあるサンドイッチを選ぶとこういう面白い組み合わせも楽しめるのでよいですね。店員さんは優柔不断な私にも丁寧に対応してくださるのでありがたいです。また行きます。

パンときどきワイン

おいしいパンとワインについてつぶやき。 日本だけではなく、世界のいろんな国を旅して見つけたい。

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