イギリス(ロンドン)
7/31に3ヶ月以上いたアメリカからイギリスへ移動しました。イギリスはEU離脱が決まっているわけですが、ロンドンがヨーロッパにおいてどのようなポジションになっていくのはまだまだ見えてはいません。離脱ということは決まったものの、離脱までの手続きそのもの、関税の取り決め、移民流入制限など、未知なことが多く道のりは長いと思われます。…それにしても、キャメロン首相はなぜ国民投票という形を取ったのでしょうか…と、後から思ってもしょうがないのですが…。これほどの重大な決定を多数決という手法で決めてしまうことに、大きなリスクがはらんでいることがよく分かった出来事でした。経済、金融などの影響はこれから出てくるでしょうし、立場によって思いはさまざまあるかと思いますが、私は一旦それは横っちょに置いておいて、ロンドンの街を楽しみます。大きな街のように見えて意外とコンパクトです。歩いても街並がきれいで楽しいですし、地下鉄(ロンドンでは地下鉄をその形状からチューブというそうです)の移動も簡単です。よい街ですね(バスもありますが今回は使いませんでした)。アメリカではニューヨーク以外は車がないと移動がしづらかったので、このように車無しでも気軽に移動ができるのは嬉しいです。
ハムステッド
バングラディシュ人の友人に案内してもらったエリアです。おしゃれなお店がある高級住宅街で東京でいえば青山や代官山みたいなイメージでしょうか。観光客はそんなに多くなく、おしゃれな地元の方々でにぎわっています。ハムステッド・ヒースという大きな公園、そして公園内にあるケンウッド・ハウスという英国建築の邸宅周辺を散策するのが楽しいです。
上の写真はだいぶ曇っているように見えますが、ロンドンではこれでもかなり天気がよい方だそうです。左の方にわずかに青空が見えているのですが、ロンドンにおいては「こんなに青空があるなんて…」というレベルだそうです。
ケンウッド・ハウスは内装の色使いなどきれいで見ていてたのしいです。公園をうろうろた後、ハムステッドを案内してくれた友人イチオシのお店へ向かいます。連れて行ってもらったのは金土日曜日しか開いてないこちらのクレープ屋さんです。
店名はラ・クレープリー・ド・ハムステッド(La Creperie de Hampstead)。お友だち曰くイギリスの中で最もおいしいしクレープ屋さんらしいです。行ったのは平日金曜日のお昼だったのでそんなに並んではいなかったけれど、土日は長い列ができるらしいのです。公式HPなどはないので、行かれた方のブログなどを見ていると水木曜日も開いていたり、いなかったり…。変動するようで開いていても時間が15時からの曜日もあったりと、特に金土日曜日以外に行く方は確認が必要です。というか確認するにもHPがないので行って開いていたらラッキーということかもしれません。
おかず系とデザート系のクレープがあるのですが、私はおかず系のマッシュルームとガーリックチーズとハムのクレープにしました。絶対おいしい組み合わせですね。チーズをたっぷり入れてくれるので満足度も高く、生地もかりかりで確かにおいしかったです。1つでお腹いっぱいです。その後、ロンドンに住む他の友人数人からもこちらのクレープの噂を聞いたので、ロンドン人には相当有名なようです。
バッキンガム宮殿
ここはエリザベス女王の邸宅です。夏の間は女王がスコットランドへ行かれるため内部が公開されます。女王への各国からの贈り物、絵画、彫刻などが展示されています。豪華で内装などステキなので一見の価値ありだと思います。
イギリス料理について
イギリス料理はおいしくないと言われたりしますよね。イギリス料理ってそいうえば何があるんだったかなと考えてみるとフィッシュ&チップスとスコーンくらいしか思いつきません…。ちょろっと調べると、フィッシュパイというイワシの頭がパイからにょきっと出た不思議なパイ、サンデー・ローストというパブなどで食べられるお肉料理、スティッキー・トッフィー・プティングというデザートなどがあるようです。なるほど…。その辺りはロンドンにいる間には食べていないのですが、イタリアン、中東料理、タイ料理などのレストランに行き、どれもおいしくいただきました。そこから類推するとイギリス料理もおいしく調理されていると思うのですが、どうしてイギリス料理はおいしくないなんて言われるのか不思議です。バリエーションが少ないとかそういうことでしょうか。イギリス料理を論じるにはあまりにも何も食べていないですし、知識不足なので、次回は事前にもっと調べてチャレンジしてみたいですね。
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