アメリカ(シアトル:Macrina Bakery)

パイク・プレース・マーケットから徒歩10分くらいのベルタウンというエリアにあるMacrina Bakeryへ行って参りました。

徒歩10分というとパイク・プレース・マーケットからすぐ近くにも思えるのですが、パイク・プレース・マーケットは観光客でにぎわっているのに対し、こちらのお店は地元の方たちが朝ご飯とかを食べにくるような落ち着いた雰囲気です。シアトル滞在中はよくこちらで朝ごぱんしてました。


①モーニング・ロール(Morning roll) 4.25USD

クロワッサン生地がぐるりとロール状に巻かれており、バニラシュガーをかけて焼かれています。お店の人気商品らしいのですが、実際に美味しいです。


②チョコレート・コルネット(Chocolate Cornetto) 4USD

形状はクロワッサンでチョコレートが巻き込まれています。

…写真が申し訳ないくらいぼけぼけですね。他になかったのかと…。ないのですよ…。もちろん探したのですが。三日月形状とチョコレートがかろうじて認識いただけるでしょうか。写真はさておき、コルネットとはイタリア版クロワッサンなのですが、クロワッサンよりざっくり作られているようで、あまり層になっていなかったりします。ほんのり甘めでチョコレートやクリームを挟んだりして食べるイタリアの朝食の定番らしいです。クロワッサンをイメージして食べるとちょっと違うかな?と感じるかもしれません。


③ローリー・ポーリー(Roly-Poly) 4.25USD

シナモンロールです。くるみとレーズンとココナッツが巻き込まれています。上にとろりとかかったシュガークリームがそそりますよね…。


④ブルーベリー・スコーン 3.7USD

ふんわり系でした。


⑤マルチグレイン・ラズベリー・マフィン(Multigrain Raspberry Muffin) 3.25USD

身体によいのではないかという希望からのよくこういうチョイスします。今まで食べたことのない不思議な味わいでした。オーツやらくるみやら入っていて食感よいです。願わくばパンの食べ過ぎがこういうヘルシー食材で何らか相殺されればと…。


⑥サーモン・エッグ・ビアリー(Salmon Egg Bialy) 14.75USD

ビアリー(bialy)ってご存知でしょうか。生地はベーグルと同じだけれど、ビアリーは茹でずに焼くパンです(厳密には作り方の根本から違うらしいのですが、ノンエッグ、ノンオイルという点など共通しており、ざっくりと「茹でないベーグル」と説明されることが多いようです)。NYではそこそこポピュラーらしいのですが、NYにいる時はついついベーグルばかり追いかけていてビアリーを食べる機会がないままでした。アメリカから出ていくぎりぎりのところでようやくいただきます。ちなみにこのビアリーはもともとポーランドのビアリーストック(Bialystok)という街に由来するパンです。ポーランドがロシア占領下にあった当時、ロシア系ユダヤ人がアメリカへ移住してきた時に共にやって来たそう。中央部分には玉ねぎとポピーシードがのせられているのが一般的です。Macrina Bakeryではビアリーにサーモンと卵を挟んだサンドイッチをいただきました(このメニューはブランチメニューとして土日の朝8時から提供されます)。ベーグルはむぎゅっとした食感で(むぎゅっとしたタイプが私は好きです)食べるとあごが疲れるのですが(しつこいですが、それくらいむぎゅっとしたタイプが好きです)、いただいたビアリーはふんわりした食感でした。私はサンドイッチとして食べたので、挟まれていた具材の味でビアリー自体の味わいは判断しかねるのですが、食感としてはビアリーよりはむぎゅっとベーグルの方が好きですね。


パイク・マーケット・プレースのにぎやかな感じも楽しいし好きなのですが、ちょっと落ち着きたい時、そしてシアトルでおいしいパンを食べたい時おすすめしたいお店です。

そんなこんなでこの世界一周旅行中のアメリカに関する記事は以上です。いやはや楽しかったですね。一旦日本に帰ってから(2/18予定)にはなりますが、またアメリカのパン屋さん巡りしたいですね。

パンときどきワイン

おいしいパンとワインについてつぶやき。 日本だけではなく、世界のいろんな国を旅して見つけたい。

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