ペルー(リマ、ナスカ、クスコ、マチュピチュ)

2017/2/18 世界一周旅行出発。

リマ

LA経由でまずはペルーのリマへ。

南米の言語はブラジルのポルトガルを除き、どこでもスペイン語。

地球の歩き方情報によると、南米の街は大体どこも似ていて、

旧市街(セントロ)に広場とカテドラルがあり、大統領府や市庁舎が近くにある。

旧市街は過去スペイン統治時代を思わせるコロニアルな建物がありかわいい街並み。


リマの街中は、私のダンナの妹さんのダンナさん

(ややこしい…。義理の弟的な位置付けなのかしら?)

がペルー人なので、案内してもらえることに。


関係がややこしいのでここから、
ダンナ=えいちゃん
ダンナの妹さん=のりちゃん
ダンナの妹さんのダンナさん=えだー
で呼ばせてもらいます。

のりちゃんは一時期リマで生活していて、今回、私たちがリマに行くと聞き、

治安等すごく心配してくれた。

でも、昼間に街中を歩く分には特に危険は感じず。

えだーが付いていてくれた効果はもちろんあるとは思うけれど。

特にセントロから南の海沿いに下ったミラフローレス(新市街)は一層治安がいい。

ミラフローレス地区には「恋人たちの公園」というちょっと恥ずかしい名前の公園がある。

そしてこんなちょっと恥ずかしいオブジェもある。

でも日本人だから恥ずかしいと思うだけで、情熱的な南米らしいスポットなのかも。


リマはとても都会。
私はペルーはマチュピチュくらいのイメージしかなく、街中にはアンデスの民族衣装を

着た女性がいるのかとぼんやり思っていたが大きな間違い。

建物はヨーロッパに近く、リャマもアルパカもリマにはいません。

そしてペルーはご飯が美味しいことでも有名。
よく食べたのはセビーチェ。

セビーチェはいわゆる魚介のマリネ。

タコだったり白身魚だったりを1、2センチ角に切ったものに、

玉ねぎスライスやトマトのみじん切りを合わせてレモン汁で和えたもの。

さっぱりしていておいしい。

ペルーの飲み物は、ピスコサワーとインカコーラが代表格。
ピスコはぶどうの蒸留酒。アルコール度数は何と42度。
このピスコ酒にライム果汁と泡立てた卵白を混ぜたものがピスコサワー。

ピスコサワーも十分にアルコール度数が高めでゆっくり飲まないと大変なことに。

インカコーラはペルーではコカ・コーラより飲まれている。

私が知っている茶色のコカ・コーラとは全く違う黄色の飲み物。オロナミンCのようなお味。

そして、今回初めて飲んで気に入ったのは「チチャ・モラーダ」(下写真の一番左)。

紫色のとうもろこしとフルーツとスパイスを煮込んだジュース。

ちょっと甘くて、ちょっとすっぱくておいしい。


リマはではえだーの家族やお友達にも会えた。丸一日案内ありがとう、えだー。


ナスカ

ナスカの地上絵を見に行ってきた。

リマからバスで片道4〜5時間のイカという街からセスナでナスカ上空まで行くツアー。

イカではサンドバギーとサンドボードというアトラクションを楽しむ。

サンドバギーはその名の通り砂漠をバギーで走る。

最初聞いた時はゆったり走るのをイメージしていた。

ディズニーランドのジャングルクルーズ的なまったり系かと。

しかししかし、スタートしてみるとものすごいスピードで砂漠を走り回ることが判明。

運転手のおじさんは寡黙な雰囲気だったのに、かなりの飛ばし屋。

引き続きディズニーランドで例えるとビッグサンダーマウンテン+スプラッシュマウンテン。

基本ハイスピードで、時折急下降がある。

サンドボードはスケボーの板に乗って砂漠の急斜面を滑り降りるもの。

腹ばいになって滑るので安定しているけれど、結構な斜面なので滑る前はだいぶ怖い。

でも滑ってみると足の開閉でスピードも調整できるし意外と大丈夫。


サンドバギー&サンドボードが終わるといよいよナスカの地上絵。

セスナに乗ってイカからナスカに行き地上絵を見て帰ってくる1時間半のフライト。

すぐにナスカに着くのかと思いきや、結構遠い。

セスナでも30分以上はかかる。

そしてナスカ上空では地上絵を見られるように何度も左右に旋回する。

そんんなこんなで、酔ってしまう人もいます。覚悟して行きましょう。


ナスカの地上絵はこんな感じ。

ハチドリなんですが、見えますか?

パイロットの方が「ミギー、クジラー」と適宜説明してくれるのですが、

最初は、「え?どこ?」と見つけられない。必死で探す。

見つけられなかったものもあるけれど、総じて満足。


そういえばこのツアーは結構過酷なスケジュール。

ブログの順序が入りくりましたが、リマ到着日にナスカには行ってます。

東京からリマ到着が2/19の深夜00:40。

空港からホテルに向かい、ホテル到着が深夜2:00頃。

早朝5:40まで時間をつぶし、そのまま片道4〜5時間のバス移動でイカへ。

そこからのサンドバギーでセスナなので疲れもあり酔う要素満載。

私は何とか耐えられたけれど、酔い止め薬は念のため飲んでおくことをオススメ。


クスコ、マチュピチュ

ペルーといえばやはりマチュピチュ。ということで念願のマチュピチュへも行ってきた。

リマからクスコに飛び、クスコの「loki travel」という会社のツアーを利用。

ちなみにクスコでは高山病が心配されたけれど、ダイアモックスという薬を飲み、

ゆっくり行動することを心がけたので問題なし。

マチュピチュツアー当日は朝3:50にクスコにあるホテルに迎えに来てくれるとのこと。

あまりの朝の早さで辛かったけれど、何とか起きて準備。ホテルロビーで待つ。

…が、迎えがこない。まぁ、このゆとりが南米スタンダードかともう少し待つ。

…だが来ない。4:30になっても来ない。

ホテルの方がloki travel に電話をしてくれたところ「今行く」との返事だったけれど、

結局迎えが来たのは5時前くらい。

来てくれた方は英語が話せなかったので、どうしてこんなに遅れたのかは依然不明。

この後、6:10にオリャンタイタンボという駅からマチュピチュ行きの電車に乗る予定。

通常ホテルからオリャンタイタンボへは車で1.5時間かかる…。

ん?あと1時間強しかない?間に合わない?と思いきや、運転手さんはめっちゃ飛ばし屋。

サンドバギーに次いで2度目の飛ばし屋ドライバーだけれど、

サンドバギーはあくまでアトラクション。こちらは本当の道路ですから。

信号も無視しながら、前を走る車をどんどん追い越し、最後は裏道らしきところから、

電車が走るレールの上に車で乗り付ける始末。

loki travelの方が駅員さんにお金を渡していたので、緊急ルートなのかと…。


そんなこんなで何とか電車にも乗れ、マチュピチュに到着。

マチュピチュ遺跡入場には事前予約とパスポートが必要なのでお忘れなく。

1911年にアメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムがマチュピチュを発見して100年強。

山裾からはマチュピチュを見つけることはできないので「空中都市」とか言われている。

インカの王様の別荘であったとか、諸説あるけれど、マチュピチュについては、

未だに謎に包まれたことがたくさん。

早朝のドタバタもあり、いろんな意味で行けてよかったです。


マチュピチュ中心になりましたがマチュピチュの玄関口的位置づけのクスコも

街自体が世界遺産。街並が美しい。

クスコには私の想像していた民族衣装の女性もいてステキな雰囲気が楽しめるのです。

パンときどきワイン

おいしいパンとワインについてつぶやき。 日本だけではなく、世界のいろんな国を旅して見つけたい。

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