【出発準備】予防接種(MMR)
世界一周旅行の中で、NY滞在中に大学付属の語学学校に行く予定。
ビザを取得する手続きのために必要になる大学の入学許可証(I-20)待ちの今日この頃。
I-20をまだかまだかと待っていると、大学から一通のメールが届く。
お、ようやくI-20の連絡かと早速メールをさくっと読むと…。ん?
予防接種?何の話?
さらに読むと、NY州の規定で学生に「MMR」という予防接種の接種記録を求めるらしい。
そして、MMRの接種証明を授業が始まる1ヶ月前までに大学に提出せよとのこと。
「MMR」とはMeasles(はしか)、Mumps(おたふく風邪)、Rubella (風疹)の略。
アメリカでは一般的な予防接種。
日本では「三種混合」として、1989年から1993年まで実施されていたが、
Mumps(おたふくかぜ)ワクチンが主因と思われる無菌性髄膜炎が
多数報告されたため中止となった。(2006年からMumpsを除いた2種混合を実施)
今回具体的に求められているのは、Mumps(おたふく風邪)1回、Mesles(はしか)2回、
Rubella(風疹)1回の予防接種。
おそらく小さな頃予防接種はいくつか受けているけれど、それで必要十分かは分からない。
プロに聞いてしまおうということで、インターネットで対応してくれそうな病院を調べると、
日比谷クリニックでやってくれそう。
NYの大学からMMRの予防接種証明を求められている旨を伝える。
それが大学(正確には州)の要求に足るものなのか分からない、とも。
クリニックの方は、慣れた感じで、「接種当日までにどの接種が必要か精査するので、
大学からのメールと、提出書類と母子手帳の写しをメールで送ってください」とのこと。
母子手帳を実家から取り寄せ、大学のメール等と共に、クリニックの専用アドレスに送る。
ほどなくメール返信がある。
私の場合、初診料、英文診断書代、およびMMRワクチンが1本必要で合計 19,440円。
支払いはクレジットカードでもOKとのこと。
当日は母子手帳原本と大学への提出書類(接種証明書)原本を持ち、
東宝ツインタワービル(日比谷クリニックが入っている)8階へとの指示。
ビルに着くとエレベーターには、「ビザ・留学センター」とある。
風邪の診察等はなく、トラベルクリニックとして予防接種や健康診断に特化している様子。
8階に着くと受付の向こうでは、5〜6人の方がデスクを並べて電話をしたりしている。
内容までは聞こえないが予防接種関連の相談対応しているような雰囲気。
もはや、病院というか、留学相談センターのオフィスといったイメージ。
待ち時間のために置いてある雑誌も、留学ジャーナル等。
普通の雑誌とは一線を画するラインナップ。
私はMesles(はしか)を小さな頃に1回しか接種していないが、
NY州では2回の接種を求めているので、接種が必要になるらしい。
受けられるのはMMR(3種混合ワクチン)しかないので、そちらを接種することに。
ドクターの診察後、接種。
診察時に、MMRは生ワクチンの接種なので4週間は他の予防接種を受けられない旨、
その他気をつけることなども丁寧に説明してくれます。
接種証明書は、1週間後までに作成し、宅配便で発送と説明を受けたのですが、
2日後には自宅に届いていました。(繁忙期は1週間かかってしまうのかもです)
この接種証明書を大学にFAX、郵送、持参のいずれかの方法で提出すればよい。
ひとまず一件落着。
私の場合はMesles(はしか)1回の接種でよかったものの、
複数回接種が必要なケースもあること、接種証明書を受け取るまでに時間がかかること、
を踏まえて余裕を持って対応しましょう。
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