アラン・パレ コート・デュ・ローヌ ヴァルヴィニエール
Alain Paret Cotes-du Rhone Valvigneyre 赤 2012
生産国:フランス(ローヌ地方)
生産者:アラン パレ
ブドウ品種:シラー100%
購入場所・価格:NOBLESENS(代官山)・2,600円(税込み)
生産者のアラン・パレは1973年よりワインを作り始め、サン・ジョセフの星と呼ばれる人。
かつてはコート・デュ・ローヌの有名な造り手ギガルで醸造家として働いていていたそう。
ギガル退職後、サン・ジョセフに畑を購入し、アラン・パレを設立。
3つ星レストラン「アラン・デュカス」のメニューにもリストオンされている一本。
このワインは本来ならサン・ジョセフと名乗れる区画のぶどうを使用しているが、
樹齢が若めということでわざわざコート・デュ・ローヌACとしてリリースしている。
(成長するとサン・ジョセフとして販売されます)
赤に近い紫色。色の濃さは中程度。
ベリー、枯草、田んぼみたいな懐かしい香り、あと酸っぱいオレンジのような香りもする。
渋みややあり、酸味は少なめ。バランスが取れたワイン。
NOBLESENSのお姉さん曰く、重めが好きな人でも、軽めが好きな人でも、
飲んでみると「いいね」ってなる不思議な一本とのこと。
開栓後3日目にいただいても問題なく飲めたので、何日かかけて飲める体力あるワインのようです。
ちなみに、フランス>コート・デュ・ローヌ>サン・ジョセフという大小関係で、
狭い範囲を名乗れるほど格が高いのですが、あえて、一番格が高いサン・ジョセフではなく、
コート・デュ・ローヌを名乗るというところに職人の意気を感じます。
そして購入する側からすると、それゆえにこのお値段なのだとしたらありがたい心意気です。
ちなみにその2、サン・ジョセフのワインはシラーが多いです。生産の90%はシラーらしい。
この地域のこの造り手でこのお値段はとてもリーズナブルだと思います。
リピートありな1本です。
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