ロス・フレイレス シネルジア・バリカ

Sinergia Barrica(シネルジア・バリカ) 赤 2007

生産国:スペイン

生産者:ボデガス・ロス・フレイレス

ブドウ品種:モナストレル80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%

購入場所・価格:JAJA(神楽坂)・1,944円(税込み)

1771年創業で家族経営の生産者。1999年以降は完全な有機農法(ビオディナミ)に移行。

現在はマリア・ホセさんとミゲルさんの姉弟で切り盛りしている。

ワイン造りのコンセプトは「モナストレル種の価値を再確認させる事、

そしてその価値の向上を目指す事」という生産者です。

1haあたりの収穫量も30hlとととても少なく、大事に手間をかけて

ワインを作っています。JAJAの店主さん曰く採算度外視の作り手さん。


モナストレルという品種は私は初めて聞いたのですが、スペイン原産の品種。

フランスでは「ムールヴェドル」、オーストラリアでは「マタロ」とも呼ぶそうで、

ムールヴェドルでご存じの方は多いかもですね。

ちなみにバレンシアはスペインの東側。地中海に面する地方です。


香りはグラスに鼻を近づけた瞬間、豊かにぶわっと包み込む感じがし、

果実感もあり、樽や枯草のようなくすんだ感じもします。

この香りなんですが、開栓して時間が経つに連れて変わってきます。

どう変わるかというと、お父さんのオナラとか靴下みたいな感じ…。

誤解生じていると思いますが、これ決して悪い意味ではないんです!

私の表現力が乏しいゆえ、そういう表現になっているのですが、

何だか癖になるような、何度も嗅ぎたいようなそんな香りなんです!

「父の靴下のにおいを何度も嗅ぎたい」と言うと何だか変態みたいですが…。


口あたりは、フルボディでしっかりめなのですが、思っていたより酸味あり。

渋みはあまりないです。

イメージはストレートで元気なワイン。スペインで太陽たくさん浴びた陽気なイメージ。


こちらのワインは、「VIRON」さんのパンといただきました。

言わずと知れた有名店のVIRONですが、チーズ系パンが4種類あり、そちらとよく合います。

VIRONのパンについてはまた別途up予定です。

パンときどきワイン

おいしいパンとワインについてつぶやき。 日本だけではなく、世界のいろんな国を旅して見つけたい。

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