渋谷神南パン祭り

たまたまInstagramで見つけた渋谷神南パン祭りに行ってきましたのでメモを残しておきます。このパン祭りは「RiCE(ライス)」というカルチャー雑誌が開催するイベントで、2月の3連休の日曜&月曜に行われました。

過去何度かパン祭りに参加していますが、いつも大行列大混雑で疲弊して帰ってきていたので、最近はパン祭りから足が遠のいていました。ただこちらのパン祭りについてはインターネットやSNS上でもあまり情報がなく、よい意味で騒がれている気配がないです(私の情報収集能力不足かもしれませんが…)。


【開催概要】

場所:JINNAN HOUSE(ジンナン・ハウス)東京都渋谷区神南1-2-5

主催:ライスプレス株式会社

パン屋さんの出店(各店数量限定)

吉田パン工房(京都)

haluta(長野・上田)

宗像堂(沖縄) *24日のみ

チクテベーカリー(東京・南大沢) *24日のみ

ブーランジュリ・シマ(東京・三軒茶屋)

ブーランジュリー・コメット(東京・三田)

セテュヌボンニデー(神奈川・登戸)

ブラン・ア・ラ・メゾン(埼玉・大宮)

123ベーグル(東京・小伝馬町) * 23日のみ


私が行ったのは24日(月)でした。パン屋さんのラインナップは10店舗未満と少ないですが宗像堂さん、チクテベーカリーさんが出店されるということで、ハイレベルな気配がします。もしやこれはまだ発掘されておらず、ひっそりと運営されているパン祭りなのかと期待して訪れました。

朝11時オープンと言うことで時間ジャストに到着しました。会場のJINNAN HOUSEの前に並んでいるのは15名程度です。行列がない…。これは期待通りかもしれません。いつも大盛況の世田谷パン祭りなどに行くと、開場の1時間も2時間も前から、どこが先頭かも見渡せないくらい、何千人くらいの行列ができているのに比べると、この人数はかなり少ないですよね。

オープンし、中に入るとまずはチケットを購入します。このパン祭りはチケット制、かつ、チケットの購入もキャッシュレスでした。パン屋さんはまだまだ現金支払いのみのお店も多いので意外でした。


では、ざっくりこのパン祭りの仕組みをご説明します。上述の通り、チケット制なのでまずはチケットを購入します。チケット購入時の支払いはキャッシュレスで、クレジットカード、PayPay、交通系ICなど幅広く使えました。チケットの購入は500円単位(50円×10枚)。私は2,500円分のチケットを購入しました。パンの購入で使い切れなかったチケットはドリンクに使えるとのことで、返金は不可の模様です。チケット制は現金決済よりもお会計はスムーズになりますね。一方で、チケット購入が500円単位というのでぴったり使い切れないリスクがあるということですので、そこはうまく立ち回る必要がありますね。

チケット購入後はいよいよパン購入です。パン売り場はこちらです。

他の大規模パン祭りに比べてコンパクトなパン売り場ですよね。出店数やパンの種類は多くないですが、大行列に並ばなくても良いですし、大混雑の中人を掻き分けてパンを買わなくても良いのでこれぐらいの規模のパン祭りが私には心地良いです。購入品はこちら

①チクテベーカリー:ジンジャー、オーツスコーン

②宗像堂:アーサのフォカッチャ、黒糖のシナモンロール、とうま100

③吉田パン工房:レザン、ブーランジュリー・コメット:栗ハチミツのフィナンシェ、セテュヌボンニデー:あんバター


お気に入りは宗像堂のアーサのフォカッチャです。アーサとはアオサの事だそうです。袋を開けるとアオサの良い香りがします。生地ももちっとしていておいしいです。初めての宗像堂パンでした。

もう一つがチクテベーカリーのジンジャー。チクテベーカリーさんなのでそもそもレベルが高く安定感しかないのですが、こちらのパンは柚ピール入りということで、私の苦手とする柑橘入りパンなのです。にもかかわらず好きでした。ジンジャーの味わいも、柚の主張しすぎない感じもよかったです。クルミも入ってましたね。パン生地もすごくムクッと詰まっていて美味しかったです。チクテさんは3種類くらいしか出品されていなかったので、言葉は悪いですが、やむなく選んだパンだったので、よい意味で期待を裏切ってくれました。さすがのチクテさんです。そして、こういう発見もこの規模のパン祭りだからこそですね。


ちなみに私は購入しなかったのですが、下の写真はフードトラックもあり、365日のパンとチーズのフードもこちらで食べられたようです。

久々にのんびりパン祭りに参加できてよかったです。

パンときどきワイン

おいしいパンとワインについてつぶやき。 日本だけではなく、世界のいろんな国を旅して見つけたい。

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