アイルランド(ダブリン)
イギリスの西に位置するアイルランドの首都ダブリンへ。ロンドンより少し緯度が高く、8月でも少し寒いです。アイルランドといえば、ギネスがありますね。私は日本で最もポピュラーなラガービールより黒ビール派です(白ビールとエールビールの方がもっと好きですが)。ギネスの世界的な普及率の高さにはいつも助けられています。あまり心引かれるドリンクがないお店でも、ギネスは置いてあったりします。
そんなギネスの醸造工程やギネスの広告などが見られるのがギネス・ストアハウス(Guinness Storehouse)です。ダブリンの街の少し西側にあります。私が滞在したホテルから徒歩30分くらいでした。
元々ホップの貯蔵所だったので、外からみると古びたというか、地味なというか、荒っぽい印象を受けますが、中に入ると細かな部分にも趣向がこらされており、楽しくギネスの独特の味わいと香りの秘密について学ぶことができます。
チケットは当日券も買えるようですが列に並ばないといけないですし、オンライン事前予約だとディスカウントもあるので事前予約がおすすめです。
チケットの点線より下の部分がギネスの1パイントのバウチャーです。見学の最後にギネスがいただけるのです。大事にとっておきます。
醸造方法や樽詰方法などが学べるのですが、ビジュアル的に分かりやすく工夫されているので楽しいです。各階を見学した後はいよいよ、ギネス1パイントをいただきます。待っておりました。ストアハウスは下の階から上の階へと順番に見学していくのですが、最上階がバー「Gravity Ba」、その1階下はカジュアルなレストラン「Arthur's bar」があり、どちらでもギネスがいただけます。私はArthur's barでいただきました。ギネスは注いだ直後はグラスの上の方は泡と液体が分かれきっておらず、グラデーションができます(下写真)。
少し時間を置くと、泡とセピア色のギネスがくっきり分かれてくれます(下写真)。
ギネスの入れ方講座もストアハウス内にはあるのですが、私は飲む専門なので注ぐのはプロにお任せしました。
ギネスと共にソーダブレッドとスープのセットも一緒に注文しました(料理は別途料金がかかかります。追加のギネスも料金がかかります)。ソーダブレッドはぎっしり目がつまっており、食べるとほろっとくずれたりします。不思議な食べ物ですね…。
そういえば、順序が逆になり恐縮ですが、1パイントテイスティングの前に、ミニグラスでテイスティングができるアトラクションもありました。
コンセプトとしてはギネスの原材料についてだったり、テイスティングの方法を教えてもらったりするということです。1パイントとは別にいただけるなんて嬉しいです。ごちそうさまでした。
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